会場:ぎゃらりい秋華洞(東京・銀座)
東京都中央区銀座6-4-8 曽根ビル7F
※7月3日(金)は20:00までOPEN
会期中無休・入場無料
初日、土日は作家在廊予定。
詳しくはHP・SNSをご確認くださいませ。
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共に上野の森美術館大賞展で入賞を果たした二人の若き作家。
柿沼宏樹は2017年に入賞。高木は、2015年「大賞」に輝きました。
柿沼は油彩古典の専門的技法を駆使して、異星人と人間が出会う特撮映画のようなパノラマを描き続けます。異星人はユーモアでくるまれてどこか微笑ましいが、なまなましい異物との邂逅は彼の内面からの切実なテーマです。
高木は肉体労働の現場で培った逞しい身体で、不気味で静かな空間を描く。リアリティのある彼の空間は、顧みられなかった何者かの呟きをある種の霊媒師のように知覚して描きだしているかのようです。
100号を超える大作を中心に、ふたりの異能の画家が、想像力の底に沈む異・和の世界を全開にします。