作家プロフィール - 煩悩白日夢

油彩画家、日本画家、人形作家、写真家が表現するかつてない異色の4人展。
三嶋哲也、木村了子、daikichi、永田優介 の作家プロフィールです。


三嶋哲也(みしま・てつや)
1972年長野生まれ。1993年中央美術学園卒業。
古典的な油彩画の技術を追究しつつ、制作は写真を使わず題材を見ながら描くスタイルを徹底し、オリジナルの絵具を使用しオールドマスターの技術を追究する等、現代では少数派になった昔ながらの手法を貫くが、その延長として現代の日本人でしか描けない絵画を構築している。
秀でた質感表現に躍動感、色彩美、写実性、相反する要素を高次元で調和させ、油彩画ならではの官能的な美しさを醸し出す。 >詳しくはこちら

三嶋哲也(みしま・てつや)

 


木村了子(きむら・りょうこ)
京都府生まれ。東京藝術大学大学院修士課程壁画専攻修了。伝統的な日本画の技法や絵画のスタイルを継承しつつ、異性であり愛の対象である「男性」を時にはエロティックに、時にはコミカルにさまざまなテーマで描き出す。それらの作品群は、過去と現在、和と洋が絶妙に交差する独特の画風を形成。展覧会を中心に国内外で発表するほか、映画美術への参加などの多ジャンルへの作画提供、寺院とのコラボレーションなど、幅広い分野で活動を続けている。

木村了子(きむら・りょうこ)

daikichi(だいきち)
2017年から中国福建省で人形制作と発表を始めたDaikichiは、一般的なイメージの芸術家とは異なる。当初、彼の発表の場はフィギュアの世界であった。だが彼の造形はフィギュアの世界のステレオタイプとは無縁の新鮮な美しさを表現している。指先、足、目、唇、歯と歯茎、舌などが響鳴して独自のリアリズムをなし、艷やかな美しさで見るものを魅了する。>詳しくはこちら

daikichi(だいきち)

永田優介(ながた・ゆうすけ)
1987年 北海道遠軽生まれ。
独学で写真を学び、ストリートフォト / キャンディッド・フォトを中心に活動。
“刹那的瞬間” をテーマに都市における人間活動を撮影、人間の人間たる所以を写真を通じて表現・探求する。
2018年より、外国人メンバーを中心としたストリートフォトグループ『Tokyo Street Photography Club(Tokyo-SPC)』を発足、東京におけるストリートフォト文化発展を目的とした活動も行う。

永田優介(ながた・ゆうすけ)

exhibition: 煩悩白日夢