なぜ彼女たちの恍惚と官能が必要なのか|村上仁美・沖綾乃 二人展 -密やかなる日常-
私どもの新しい画廊であるGALLERY SCENAの企画を考えたとき、もっともやりたいと思った企画のひとつが村上仁美と沖綾乃との二人展であった。では、なぜこの二人の組み合わせでなければならなかったのか。
それは二人が「官能」という重要でありながら戦後美術に若干枯渇した共通のテーマを擁しているからであり、それがもしかしたら21世紀のデジタル化孤立化する「リモート」文化の中でもっとも重要な活動かもしれないからである。
それは二人が「官能」という重要でありながら戦後美術に若干枯渇した共通のテーマを擁しているからであり、それがもしかしたら21世紀のデジタル化孤立化する「リモート」文化の中でもっとも重要な活動かもしれないからである。