中原亜梨沙インタビュー|美術の窓 2013年6月号
―――女性像を描かれるようになったのはいつ頃からですか。
中原 幼い頃からよく描いてはいましたが、絵のモチーフとして意識するようになったのは大学生の頃からです。当時はヌードも描いていました。ただ学生の頃は対象を描くという事だけで精一杯で、何を伝えたいのかが曖昧なまま制作していたように思います。
対談 池永康晟×森本純 日本画家が語る「美しきおんな絵」の今 | アートコレクター2011年5月号
構図を決めるモデルとの距離感
森本:池永さんの作品は、顔のクローズアップだったり、バストアップだったりするわけですが、構図がとても印象的で、はじめて見た時からいいなと思っていたんです。

池永:私も、下絵のときは、全身像を描くんですよ。その後、大きめの麻布に描きはじめ、麻布を幾度か張り替えながら、徐々にトリミングするんです。 森本:大変じゃないですか。絹本ではとてもできない。でも池永さんの描く女性は、東南アジアのテイストがあって、色気がありますよね。